息子は膵炎で何度が入院し、退院後の脂質制限は1食20g。その頃のおやつはもっぱらゼリーでした。
ゼリーの脂質はほとんどのものがゼロ。あったとしてもかなり低いので安心です。
入院中のデザートやおやつもゼリー率が多かったなぁ。
でも、ゼリーばっかり食べていたら飽きます。
息子は17歳の食べ盛り。3食しっかり食べてもお腹がすく~。

おやつ!と言えば思い浮かぶ代表格の脂質は、
- チョコ(ブラックサンダー)1個6g
- ドーナツ(ミスドのフレンチクルーラーなら)1個11g
- シュークリーム 1個15g前後
- クリームパン 1個15g前後
- マクドナルドのポテトMサイズ 20g
- チョコレートケーキ 1個20g~
- ポテチ(カルビーのうすしお60gなら)1袋21.6g
高いものが多いです。※使用している材料や大きさによって数値の差があります。
おにぎり1個の脂質は0.3gほどなので、市販のお菓子の脂質との差にびっくりしますね。
今日は、脂質制限中でも食べられるおやつについてまとめます。
脂質と糖質の違いについてはこちら
和菓子
脂質が低くて安心できるおやつは、何と言っても和菓子。
和食にも助けられましたが、和菓子にも助けられました。日本食ってすごいですよ。
- 羊羹 100gあたり0.1g
- ぜんざい 1杯0.8g
- もなか 1個0.2g
- たい焼き 1個3g
- まんじゅう 1個2g
- 串団子(みたらし)1本0.3g
- 大福 1個0.6g
脂質がゼロに近いのは、洋菓子と違ってバターなどの油使用率がほぼないから。
脂質がない分炭水化物は多いのですがエネルギーは1gあたり、脂質が9kcal、炭水化物は4kcalなので、100gになると大きな差になります。
脂質を制限しているかた、痩せたい人にとって和菓子は大きな味方です。
手作りおやつ
脂質が低くて簡単で美味しい、ボリュームのある手作りおやつをご紹介します。
ちぎり肉まん
ホットケーキミックスと冷凍シューマイでちぎり肉まん。
からし醤油をつけて食べるのがおすすめ。
見た目は(かなり)ブサイクだけれど、甘くてしょっぱくて美味しい。
スイートポテト
手のかかるイメージのスイートポテトも、フードプロセッサーを使えばボールいらずで作れます。
記事では搾り袋でムニュムニュしたけれど、スプーンで丸めて焼いたって愛情も味も変わらない♡
ポテトチップス
市販のポテトチップスの脂質は恐ろしいほど高いけれど、ノンオイルで手作りできます。
スライスしたジャガイモをオーブンで焼くだけ。
低脂質ポテトチップスレシピ(インカのめざめ×バジル)カロリーも脂質も大幅カット!
さつまいもでも出来ます!
あっという間にできて、すごく美味しいのでぜひ試してみてください。
抹茶あんパン
手作りパンならバターの量が調整できます。
バターを少なめ、中身を餡子にしたら脂質をおさえながら美味しいパンの出来上がり。
パンを作るときには、レシピよりバターを減らすことが多いです。
バターの量を15gから10gにしても大した差はありません。バターの風味が薄らぐくらい。
減らしすぎると風味だけでなく、キメも荒くなってしまうのでご注意を。
外食ピザや宅配ピザの脂質は恐ろしいけれど、手作りなら乗せる具をヘルシーなもの(野菜や鶏肉など)に変えれば脂質をグッと抑えることができます。
手作りパンやピザは、ホームベーカリーがあれば作るのはらくらく。
作れるときにたくさん作っておいて冷凍しておくのがおすすめ。
これはちょっと頑張った本格肉まん。1個1個ラップに包んでから、ジップロックに入れて冷凍しています。
おにぎりを焼きおにぎりにするだけでもおやつ感が出るし、サツマイモをふかすだけでもいいです。
果物も脂質は低いので安心です。ただしアボカドは(をおやつに食べる人は少ないと思うけれど)脂質が高いのでご注意を。
スーパーで売っている袋入り菓子

お店に売っている袋菓子で脂質が圧倒的に低いのはおせんべい。
最近はノンフライスナックもたくさん出ています。
脂質は本当にお菓子によってそれぞれなので、裏表示を確認して購入して下さい。
「おっとっと」「森永のマリー」がおススメ。
「堅あげポテト」はポテチにしては脂質が少なくて、
脂質は17g。
1袋食べたら摂りすぎだけど、3等分したら6gです。

うんうん。ポテトチップスが好きなわけではないのだけれど、食べられないという制限がかかると食べたくなるものよね。
15gの小袋タイプもあるので、分ける人がいない場合はこちらもおススメです。
脂質は4g。
お菓子売り場で脂質量の低いものを見つけると嬉しくなっちゃいます。

アイスクリーム
脂質制限中でもアイスが食べたい…脂質の低いアイスや食べ方の工夫については、別記事にまとめました。
脂質制限中・ダイエット中でもアイスが食べたい!低脂質のアイスを選ぶコツ
脂質制限で心がけていること
脂質量をチェックするために携帯できるサイズの本。
カロリーを計算するアプリもあります。
頑張りすぎず、家電や宅配サービスを使ってゆるりと脂質制限とつき合っています。
最近は膵炎の症状が出ていなくて、落ち着いているので脂質量もあまり敏感になりすぎずに摂取しています。
気をつけているのは、一度にドバっと脂質を摂らないこと。
どうしても脂質高めのものが食べたくなったら、量を減らして食べるとか、次の食事をヘルシーにするとか、体に負担がかからないように一日の中でバランスを考えます。
これはわたしだけでなく、息子自身が管理できるように一緒に考えて過ごしてきました。
高校生になって2度海外に研修へ行っていますが、自分で脂質の摂取やバランスを考えて過ごすことができています。

心配する気持ちはあるけれど、やりたいことにはどんどん挑戦してほしい。
どんな場所へも羽ばたけるように、管理をしすぎず自分で考えられるようにすることを大切にしています。
脂質制限中の外食について
