アイリスオーヤマの無加水鍋を使用しているたよらこです。
「重ね煮」という調理法を知って、その魅力にはまっています。
重ね煮は名前の通り、重ねて煮るだけ。
特別な調味料も使わず、野菜を重ねて待つだけで甘みがじわっと出て美味しくなるんです。
すごく簡単なんですよ!
重ね煮の作り方
使う鍋は無加水鍋でなくても大丈夫ですが、蓋がしっかり閉まって蒸気が逃げないタイプのものを使用します。
今回、しいたけ、しめじ、レンコン、人参、玉ねぎを使いました。
何の野菜を使うかはもちろん自由です。
鍋の底に塩を振ります。
はじめに焦げ付き防止でキノコ類を入れ
レンコン
人参
玉ねぎを入れたら、一番上にも塩をパラパラ振りかけます。
蓋をして弱火で30分火にかけグツグツ。
蓋についている水分も鍋に戻します。
火が通ったら、全体をかき混ぜます。
このまま食べても優しい甘みがあって美味しいです。
物足りないかたは、かつお節と醤油を垂らしたり、バターとコショウで洋風にしたりするといいと思います。
重ね煮したものは1週間日持ちするそう。
時間のあるときに作っておくと、日々の支度がとてもラクになります♪
購入したアイリスオーヤマの無加水鍋は蓋に秘密があります。
蒸気を出すことで普通の鍋としても使えるし、蒸気を出さずに食材の旨味を引き出すこともできる。
蓋の内側にある凸部分が効率よく蒸気を循環させて、うまみを凝縮させます。
重ね煮アレンジ①ひき肉のそぼろあんかけ②みそ汁
ゴマ油で炒めたひき肉に、白菜の千切りを加えてサッと炒めます。
そこへ作り置きしておいた重ね煮を加えます。
水、醤油、みりん、酒を入れてしばらく煮たら、片栗粉を溶いたものでトロミをつけたら出来上がり。
そして重ね煮プラス豆腐を入れたみそ汁。
調理時間15分の夕飯完成✨(置き方がバラバラなのは、写真を撮るためです)
重ね煮アレンジ③オムレツ
お次はオムレツを作ります。
使うものは卵と重ね煮の作り置き。
溶いた卵に重ね煮を入れて混ぜます。お好みで砂糖をちょっと入れてもOK。
フライパンに流し入れて、中火で半熟になるまでかき混ぜます。
蓋をして弱火で10分弱。なるべく蓋は開けません。
10分後、いい感じ♪
ひっくり返してお皿に乗せます。
切り分けてケチャップをかけて頂きまーす♡
お弁当のおかずにもいいですよ。
重ね煮のコツ
鍋に入れる順番は陰陽を意識するそうです。
一番下は陰の強いキノコ。焦げつきの防止にもなります。
その上に葉物野菜、そして根菜類。最後に玉ねぎや人参を重ねます。
陰と陽をバランスよく摂取することで体を中庸に保つ効果があるそうです。
素材の性質をはかる尺度に「陰陽論」というのがあります。
たとえば、根菜は下に向かって伸びる求心力で成長し、 体を引きしめ暖める「陽性」です。
葉菜は上に向かって伸びる遠心力で成長し、体をゆるめ冷やす「陰性」です。
重ね煮では、葉っぱを下に、根っこを上に重ねます。 これに火を加えることで、上に向かおうとする力と、下に下がろうとする力が働き、それがお互いに影響し合って、素材の持つ本来の甘味やうまみを引き出すことができるのです。
火にかける時間は鍋の素材や大きさ、中に入れた野菜の量によって変わります。
柔らかすぎず、かたすぎないところで火を止めます。
そして途中で蓋をなるべくとらないこともコツ。
どうしてかというと鍋の中で対流がおきて野菜の甘みを引き出しているのに、蓋を開けると蒸気が逃げてしまうから。
重ね煮をマスターすると匂いの変化で煮えたかどうか分かるらしく、わたしも毎回鼻をクンクンさせています。
確かに甘い匂いに変化していきますよ!
重ね煮で健康に?
わたしは友人の発信したSNSから重ね煮を知りました。
最初は毎日の食事作りがラクになるかも、と始めたんです。
何度か作りながら、調べていくうちに健康に意味のあるものだということを知りました。
「重ね煮 効果」で検索すると、健康になったという体験談がたくさん出てきます。
わたしと同じ面倒くさい病のかたは、毎日の食事にたくさんの食材を使うって大変ですよね。
今日は疲れたからバランスが悪くても、お腹がいっぱいになればいいか…そんな日もあります。
でも、時間があるときに重ね煮を作っておけば、そのまま食べたりアレンジしたりして簡単に美味しく栄養が摂れる♡
まだ数週間のチャレンジですが、毎日の食卓に取り入れていこうと思っています。
重ね煮アレンジまとめ