味噌づくりを体験したら、もっと作りたくなってしまったのですが材料を揃えようとしてなかなか進めずにいました。
材料にこだわったほうが美味しいし、国産を選ぶと安心度が上がるけれど、選択肢がたくさんありすぎて選べなかったのです。
そんなとき手作り味噌キットがあることを知り、片っ端からレビューを読んで百川味噌さんの「出来上がり7㎏樽付き」を購入しました。

味噌手作りキット(通常版)出来上り7kg用 樽付きセットの内容
注文したのは3月上旬でした。
届いたのは3月中旬。ちょうど混んでいた時期だったので、届くまでに10日ほどかかりました。
樽の中に入っていたもの
- 大豆(新潟県産あやこがね)1.8kg
- 米麹(新潟県産コシヒカリ米使用)2.0kg
- 塩(赤穂の天塩)850g
- 種味噌(大豆・米・塩)約200g
材料も選別したものをまとめて送ってもらえるので安心&楽々です。
そして樽と蓋がセットなので、こちらもわざわざ準備することがなくて楽々。
セットで4592円でした。
お味噌をプラスで購入すると、5400円以上になり送料が無料になります。
色々なお味噌を扱っているので、味比べするのも楽しいと思います。
フードプロセッサーで7㎏の味噌つくり
- 大豆を水で洗って一晩水につけておく(大豆は約2倍に膨らむので大き目の鍋やボールに分けて)
- 一晩つけた豆を何度か水を替えて洗う
- 大きな鍋2~3つに分けて大豆の3倍の水を入れて火にかける(最初は強火→沸騰したら弱火)
- 弱火でコトコト4~5時間煮る(水が足りなくなったら足しながら)※圧力鍋があるとさらに時短
- 大豆を指でつぶせる固さになったら、煮汁を残しながらざるに取る(味噌の固さ調整にも使うし、料理にも使える)
- 少し冷めたら大豆をつぶす(フードプロセッサーを使うと時短になる)
- 大きなビニール袋にまずは米麴と塩を入れて混ぜる
- つぶした大豆も加えて、残したゆで汁で固さを調整する(耳たぶの柔らかさ)
- 途中で種味噌も加えて、全体がまんべんなく混ざるようにする(結構体力を使った)
- 混ざったら味噌玉を作る
- 樽は洗ってからお酒を染み込ませたキッチンペーパーで拭いて乾燥させておく
- 樽の中に味噌玉を投げるように入れると空気が入りにくい
ストレス発散になるよ
- 時々上から体重をかけて押す
- 最後は表面を平らにならして、塩を振りかける
- 空気が入らないようにラップをして、重しをして蓋をする
- 日が当たらない部屋に置く(冷蔵庫は発酵が進まないからダメ)
- 6~7月くらいに一度覗いて、もしもカビがあったらきれいに取り天地返し(樽の中をかき混ぜる)をする
- 秋になったら食べられますが、一年くらい寝かせたほうが美味しいです
メモ
- 大豆が上手に煮ることができなくても、後でつぶすので大丈夫だそうです(達人からのアドバイス)
- 大豆のゆで汁はみそ汁の出汁にしたり、煮物の出汁にも使えます(とても美味しい!)
味噌樽をどこに置く?
わが家の一番北側で室温が一定しているのは蔵なので、蔵の中に樽を置いています。
ミサワホーム蔵のある家
味噌の完成
冬になっていざ開封。
縁にカビが少しできています。
これは美味しくないので取ります。
使いやすいように小さな容器に入れました。
こちらは野田琺瑯ではなく、無印の容器です。
家族3人で味噌一年分は何㎏か
前回作った2㎏の味噌と今回作った7㎏を合わせると9㎏。
4人家族の友人は15㎏くらい必要かも言っていましたが、朝が和食か洋食かにもよるし、毎日のみそ汁率がどれくらいかによっても違います。
下記の記事では1人の一年分の味噌量は6㎏だそうなのです。
7㎏の味噌を作るのは一日がかりで大変でしたが、日々自分で作ったお味噌を使えるのは幸せです。
初めて作るときには2㎏~4㎏で試すといいかもしれません。
【追記】
2㎏+7㎏=9㎏のお味噌に、知り合いの農家さんからお味噌を2㎏購入したのと、旅先でお土産に買った味噌を含めて12~3㎏ほどだったと思います。
家族3人、味噌汁は基本的に夕飯のみ、週に5日の場合は1年で必要な味噌の量は12~3㎏でした。
ちなみに味噌汁の味は少し薄めだと思います。参考になると幸いです。
味噌作りシーズン
味噌つくりに適した時期は1月から5月といわれています。
寒い時期に作る味噌は熟成期間が長いので、色の濃い深みのある味噌になり、3月~5月に仕込むと熟成期間が短くなり色のきれいなお味噌ができるそうです。
