昨年初挑戦したシュトーレンは、2度トライしたもののだいぶ&ちょっと失敗しちゃったのですが、今年のシュトーレンは成功しました~!
生地はホームベーカリー任せなので、ちょっとしたコツさえ分かれば簡単に焼けます。
読んでほしい人
- 本格的なシュトーレンを簡単に焼きたい
- シュトーレンがなかなかうまく焼けない
- シュトーレンに入れるピールが高いな~と感じている
- ピールを洋酒に漬けたバージョンも作ってみたい
レシピやコツをご紹介しまーす。

目次
必要な器具
まずは必要な道具の紹介から。
- スケール(計量器)
- 大さじ小さじスプーン
- めん棒
- まな板もしくはこね台
- オーブン
- オーブンシート(クッキングシート)
- 溶かしバターを塗るハケ
手ごねでももちろん作れますが、ホームベーカリーがあったら手がベタつくこともなく簡単に生地ができます。

ヤクルトと比較、ドーンと大きい
わが家で使っているのは義母から譲り受けた古いタイプ(PanasonicホームベーカリーSD-BM103)です。
今のタイプはスタイリッシュでカッコいいですね。
買い物メモ(材料)
ホームベーカリーに入れたもの
- 強力粉 250g
- アーモンドプードル 50g
- 塩 4g
- 砂糖 20g
- ハチミツ 20g
- 水 150cc
- スキムミルク 大さじ3
- 卵黄 2個
- バター 60g
- シナモンパウダー 小さじ1
- ナツメグパウダー 小さじ1
- カルダモンパウダー 小さじ1
レーズンナッツケース、ドライイースト容器に入れたもの(なければ上の材料と一緒にパンケースに入れる)
- ドライイースト 6g
- アーモンド 20g
- レーズン 20g
- くるみ 20g
- オレンジなど柑橘系ピール 20g
マジパン&仕上げ用
マジパン
- アーモンドプードル50g
- 粉糖40g
- 卵白大さじ2
仕上げ用
- バター
- 粉砂糖
今年のピールはキンカンと鬼柚子で手作りしました。

材料は近所のスーパーには売っていないものもあるので、お近くに富澤商店があれば一度に揃います。ネットでも買えますよ。
キットもあり。レビューもよかったので、一つ一つ揃えるのが面倒なかたは覗いてみてください。
昨年の失敗
昨年の失敗から学んだ注意点とコツです。初歩的なものが多くて恥ずかしいのですが…。
シュトーレン風食パンの失敗
最初の挑戦はシュトーレン風食パンでした。
材料を入れて焼くだけでシュトーレンっぽいのが出来ないかなぁって思ったのだけど…


シュトーレンパウンドケーキ風に出来上がったけれど、激マズでした~。
ドライイースト忘れにはくれぐれもご注意を💦
発酵しすぎでぶよぶよ生地になった失敗
本格シュトーレンに無謀にも挑戦しました。
検索したレシピはどれもバターが多く、量を調整しなるべくヘルシーに作りたくて工夫しました。
マジパンも作っていい調子だったのよ。
生地もうまくできて、二次発酵に進みました。

生地にピールとマジパンを乗せて半分に折る

二次発酵へ
室内にビニールをかぶせて自然発酵を…その間に買い物を済まそうと出掛けたのですが、出掛け先で知人にあってしまって長話をしてしまいました💦
帰ってきたら1.5倍どころか2倍くらいに膨らんでいたの。ぶよぶよだ…。
オレンジピールとマジパンははみ出しているし、どうしようと思ったけれど生地が柔らかすぎて動かせないので、そのまま焼きました。
焼き加減が難しくて…焼きすぎちゃった。マズくはないけれど、納得がいかないモヤモヤ感…。
ポイント
- ドライイーストは絶対に忘れない
- 発酵のしすぎに注意する
- バターが多いので焦げやすい(温度と時間を調整する)
本格シュトーレン成功レシピ
シュトーレンの中に入れるマジパンはほんのちょっと面倒くさいけれど、入れると入れないとではまったく印象が違います。
あっという間にできるので、ぜひ入れてみてほしいです。
マジパンの作り方

生地に使う卵黄で余った卵白を使用します。
- アーモンドプードル50g
- 粉糖40g
- 卵白大さじ2
この3つを容器で混ぜるだけ。

シュトーレン生地の作り方
ホームベーカリーに入れるもの
- 強力粉 250g
- アーモンドプードル 50g
- 塩 4g
- 砂糖 20g
- ハチミツ 20g
- 水 150cc
- スキムミルク 大さじ3
- 卵黄 2個
- バター 60g
- シナモンパウダー 小さじ1
- ナツメグパウダー 小さじ1
- カルダモンパウダー 小さじ1
レーズンナッツケース、ドライイースト容器に入れたもの(なければ上の材料と一緒にパンケースに入れる)
- ドライイースト 6g
- アーモンド 20g
- レーズン 20g
- くるみ 20g
- オレンジなど柑橘系ピール 20g
- パンケースに材料を入れ、ドライイーストやピールは専用容器に入れてパン生地コース(レーズンあり)でセットする
材料をパンケースに入れる
ナッツやレーズン、ドライイーストを容器にセット
- 生地ができたらラップを3枚敷いて、その上に3等分した生地を乗せる
- 上にもラップを敷いて生地をサンドし、めん棒で伸ばす
ラップでサンドして生地を伸ばす
- 伸ばした生地にマジパンを乗せてラップのまま半分に折る(ベタつくので)
- クッキングシートを敷いた鉄板に生地を移して二次発酵する(室温、またはオーブン35度で50~60分ほど)
- 1.5倍くらいに膨らんだら180℃に温めたオーブンで25分ほど焼く(昨年の失敗を参考に短縮しました)
- 熱いうちに溶かしバターを塗る
- 冷めたら粉砂糖をかけてラップをして寝かせます
材料がレーズンナッツ容器に入らない場合
ナッツとレーズン、ピールを全部容器に入れることは難しかったので、途中で入れるサインの音が鳴ったときにピールを追加しました。
生地と一緒に投入するよりも、形や色がきれいに残ります。
シュトーレンを熟成させる?させない?
ドライフルーツを洋酒に漬けこんだり、表面にバターを塗ったりすることで腐敗から防ぎながら味をまろやかに熟成させていきます。
今回作ったシュトーレンは洋酒に漬け込んだピールではないので、日持ちはそれほどしないかも。
できて早々に3本のうち1本は味見で消えました。
中に入れたマジパンがアクセントになり、手作りのピールは食感とほろ苦さを出して複雑な味が楽しめます。
できたてホヤホヤのシュトーレンは、しっとりしていて美味しいです。

粉砂糖追加はお好みで
ピールを洋酒に漬けて作るシュトーレンレシピ
刻んだピールをブランデーに1週間漬けてから、材料に入れるシュトーレンも作りました。
刻んだピールやレーズンを熱湯消毒した瓶に入れて、ブランデー(またはラム酒)に漬けておくだけです。
ホームベーカリーに入れるときには、ザルなどで水分を切ってから投入します。わたしは味噌こしを使っています。
パン生地コースでレーズンありを選択すると、途中でピーピーとタイミングを教えてくれるので上蓋を開けてこの穴からブランデーに漬けたピールを入れました。
前回よりも生地がベタベタしておらず、ラップに挟まなくても成形ができました。不思議~。

出来上がったパン生地とマジパン

成形をして鉄板に
この後は同じように、二次発酵→焼成して、溶かしバター&粉砂糖で完成です。

180度で20分焼きました

粉砂糖をたっぷりと
複雑さが増して美味しいです。
一切れずつ毎日楽しみたいと思います。
脂質が高めなので食べ過ぎに注意してくださいね。
作るのは無理そうというかたに、楽天で1番高評価のシュトーレンをご紹介します。
厳選した素材を使って手作りしているシュトーレン、そりゃ間違いないわ~✨
作ってみて分かったのはたくさんの種類の材料を使用するので、お店で買うシュトーレンが高いのは仕方がないのだなということです。
手作りするにも何度か焼けるものの、揃えるには2.000円くらいかかりました。
揃えたら何度か焼くことができますので、失敗しても大丈夫(わたしが言うのだから説得力あるでしょ。笑)。

抹茶味も美味しい!