PanasonicホームベーカリーSD-BM103の基本の焼き方その2。
前回は基本的な食パンの作りかたについて書きました。
粉を変えたり、ちょっと手を加えたりするだけで特別なパンが出来ちゃいますよ。
全粒粉食パン
全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもの。
胚乳だけを用いる通常の小麦粉と比べ栄養価が高く、薄力粉と比較して3倍程度の食物繊維や鉄分を含み、ビタミンB1の含有量も高いそうです。
材料
- 全粒粉(パン用)125g
- 強力粉 125g
- バター 10g
- 砂糖 大さじ2
- スキムミルク 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 冷水 200㎖
- ドライイースト 小さじ1
パンケースにドライイースト以外のものを入れて、本体にセット。イースト容器にドライイーストを入れます。
セットの仕方は、ドライイースト→全粒粉→スタートの順に。
出来上がったパンが膨れすぎていてびっくり!
その後何度か全粒粉と強力粉の配合を変えて焼いてみた結果、わが家のベスト配合を見つけました。
青字の部分が変えたところです。
- 全粒粉(パン用)100g
- 強力粉 150g
- バター 5g
- 砂糖 大さじ2
- スキムミルク 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 冷水 200㎖
- ドライイースト 小さじ1
バターを半分の5gに減らしたけれど問題なし。バターは脂質が高いのでなるべく入れないか少な目にしています。
この配合で焼いた全粒粉食パンがこちら。
全粒粉と強力粉1:1の割合で焼いたパンの断面図と比べると
全粒粉独特の色が薄いけれど、全粒粉ってクセがあるので薄い方が食べやすいです。
栄養はあるけれどクセが少ない全粒粉・ブラウワー全粒粉
全粒粉はお米でいえば玄米みたいなもの。
美味しいけれどちょっとボソボソっとした食感があります。
その食感と風味が好きな人もいるけれど、そうでない人も多いはず。
ご縁があって木下製粉のブラウワー全粒粉をお試しさせていただきました。
一袋が250gになっているものもあり、それを使ったら計量がラク~♪
使ってみたらクセが少なくて扱いやすい粉でした✨
玄米ご飯は苦手だけれど、この全粒粉パンなら続けられる♪と思いました。
普通の全粒粉との違い、カンパーニュに関してはこちらの記事に書いています。
木下製粉 【送料無料お試し商品】小麦 全粒粉 「ブラウワー全粒粉 3袋」 750g ( 250g × 3 ) パン用 小麦粉 強力粉 プレゼント商品付き
食パンが3回焼けるお試し用の粉があるので、食物繊維が気になるかたはチェックしてみてください。
メロン機能でメロンパン作り
ホームベーカリーでメロンパンが焼けるってすごくないですか?
説明書を見たときから気になっていたものの、工程が多くてハードルが高いなぁと思っていました。
作ってみたらやっぱりちょっと面倒だったけれど、美味しかったです。
材料
A:パン生地
- 強力粉 150g
- バター 15g
- 砂糖 大さじ2
- スキムミルク 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- 冷水 90㎖
- ドライイースト 小さじ2.1g
B:クッキー生地
- バター 50g→40gに減らしました
- 砂糖 40g
- 卵 1/2個
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 3g
- バニラエッセンス 少々
- グラニュー糖 小さじ2~3
作り方
クッキー生地を作ります。
わたしはプロセッサーを使ってラクしました。
フードプロセッサーに室温に戻したバターを入れてなめらかになるようにガーっと攪拌する。
砂糖を何回かに分けて混ぜ、卵も何回かに分けて混ぜる。
バニラエッセンス、薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるいながらフープロに入れて混ぜたらラップに入れて冷蔵庫で20分以上ねかす。
※もちろんフープロなくても、ボールに材料を入れてかき混ぜれば出来ますよ。
冷やした生地を丸く伸ばします。
パンケースにドライイースト以外を入れて、イースト容器にドライイーストを入れます。
ドライイースト→メロン→スタートを押すだけ。
ピピと鳴ったら蓋を開けて、伸ばしたクッキー生地を乗せて軽くおさえグラニュー糖を振りかけてスタートボタンを押します。
コツ
- クッキー生地を伸ばす時はラップに挟んだまま伸ばすとべとつかずに簡単
- パン生地と合体させる時には溶き卵をはけで塗って接着する
- 格子模様をつける際には、割れを防ぐために浅く切りこみを入れる
完成したパンは紛れもなくメロンパンでした!
大きなメロンパンにワクワク。
クッキー生地にバターがしみて、食感サクサク。美味しかった~。
ホームベーカリーにメロンコースがついてない場合は、生地コース&オーブンを使えば焼くことが出来ます。
手作りメロンパン、ぜひお試しください。